【覚王山】細くなっちゃった…

4月のローズウィンドウ教室です。今月も穏やかな春らしい日の開催でした。


まずは、前回の宿題から。

《大天使ラファエルのイメージより》（中山真季コレクション）
ピンクをベースに可愛らしい、くっきりとした色合いで、イメージに近い色が出ました〜。

そして前回納得のいかなかったこの作品。

《蝶とハイビスカスのモチーフ》（中山真季コレクション）

前回は細かいカットが合っていなかったり、色が想像していたのと違うという問題点がありましたが、今回は概ね納得のいく出来になりました。

やはり、一番上に濃い色が来ると、ビシッと決まりますね。

さて、今回は、Atelier Rosace の新作にチャレンジしてもらいました。
折って、切って、また折って、切ってを繰り返すので、折り直すときに折が甘いと…
「あー！！線がなくなってるー！！」という事態に陥る…

図案自体はシンプルなのですが、折り直すときにわずかに紙が浮いていると、たちまち線がずれるという、思いがけず難易度高めの図案…。
一枚一枚、ちゃんと奥まで折り込んでいるか確認しつつ、慎重に切ることが重要です！

来月の仕上がりが楽しみです

次回のレッスンは、2021年5月20日（木）開催予定です。
みなさんのご参加をお待ちしてます
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Atelier Rosace【アトリエ・ロザス】では、毎月第3木曜日に覚王山すぺ〜すRにて、ローズウィンドウ教室を開催しています。
ローズウィンドウってなんだろう？という方、一度体験してみませんか？
経験ありの方も大歓迎です☆
レッスンは連続して受ける必要はなく、気が向いたときに受けられますので、お気軽にどうぞ

タグ：技法 覚王山 教室 ローズウィンドウ

【覚王山】色の印象

3月のローズウィンドウ教室は、うららかな日差しの中での開催でした。

まずは、前回の宿題発表です。

《蝶とハイビスカスのモチーフ》（中山真季コレクション）

今回の課題は、作ったものの、あまり納得がいっていないご様子。
ポイントは二つ。
・全体的にきれいに切れているけれど、ごく細かいところが合っていないのが気になる…
・色が合っていない感じがする…　思っていたのと違う…

色を選ぶとき、どこにどの色が出るのか、出来上がりを考えながら選びます。
でも実際には、計算通りの色以上に、表面に出ている色が全体の色合いの印象に影響することがあります。
何枚も紙が重なって影のようになるはずと思っていても、例えば表面に黄色や赤が使われていると、その色の印象が強く感じられてしまうのです。

実際に肉眼で見たときの色合いに近づけた写真。表面の黄色が強く感じられます。

ただ、不思議なことに、カメラを通すと最初想像した通りの色合いに見えるのです。（冒頭の写真）
つまり、人間の目の方が色の感度がいいということでしょうか…。
そういう人の目の特質を考慮して色選びをすることも大事なのですね。
今回はそんな色の気づきを得たレッスンでした。
日々精進です！！

もう一度リベンジされるとのことでしたので、次回、どんな色合いに仕上がるか、楽しみにしています


次回のレッスンは、2021年4月15日（木）開催予定です。
みなさんのご参加をお待ちしてます
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タグ：色 覚王山 教室 ローズウィンドウ

【覚王山】テーマは夏でも、外は真冬…

今年初めてのローズウィンドウ教室です！

今回は直前のお知らせだったので、レギュラーの方とマンツーマンレッスンでした。

まずは、前回の宿題発表。
初めての10分割、枚数も多かったですが、とても作りやすかったとのこと。
見本と対照的な色選びで、とても情熱的な感じになりました


《螺鈿細工のジュエリーBOX》（中山真季コレクション）

この作品のポイントは、蓮のモチーフのグラデーションをいかに出すかというところです。
黄色からオレンジ、ワインへと変化する花、すぐ横の緑色も良いアクセントになっていますね。

さてさて、今回のお題は…《蝶とハイビスカスのイメージ》（中山真季コレクション）

夏っぽいイメージですが、この日は晴れたり吹雪いたりと外は大変な荒れ模様
もう、作品とのギャップがすごい（笑）

早速色選び、そして作業。
最近、生徒さんはほぼ全てマイ道具で作業をしています。
ライトまで持参とは、恐れ入りました。


次回、どんな作品に仕上がるか、楽しみにしています

次回のレッスンは、2021年3月18日（木）開催予定です。
みなさんのご参加をお待ちしてます
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レッスンは連続して受ける必要はなく、気が向いたときに受けられますので、お気軽にどうぞ

タグ：教室 覚王山 ローズウィンドウ

【覚王山】ポカポカでキラキラ

11月は、暑かったり、寒かったり。
レッスン当日は夏日一歩手前のポカポカ陽気。
お部屋の窓を堂々と開けてレッスンできたのは幸いでした。
冬はどこへいったのでしょうか…

さて、今回は久しぶりにベテランの生徒さんとマンツーマンでした。

おうち時間の過ごし方など、他愛もない話をしながら、今回初めての10分割作品に挑みました。
今日のところは、図案を写すところまで。
完成は次回のお楽しみです

前回の宿題もお持ちいただきました

《STERIC》は10月に長浜市で開催された「2020全国ローズウィンドウ展」のポスターにもなった作品。いかに「キラキラ」させるかがポイントですが、上手に色を組み合わせて、緑系の煌くローズウィンドウになりました。色選びは、さすがベテランですね

さてさて、今回はこんな作品も持ち込みました。

「2020全国ローズウィンドウ展」に出品した作品（特製のアクリルフレームが素敵！）と、試作品。
色具合を確かめたくて作ったものですが、完成作と比べると深みが違いますね。
さぁ、試作品は何色でできているでしょうか。ふふ。

次回のレッスンは、2020年12月17日（木）を予定していますが、新型コロナの感染状況によってはお休みにする可能性があります。何卒ご了承ください。
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タグ：覚王山 教室 ローズウィンドウ

【覚王山】秋色と元気色

10月に入り、すっかり秋めいてきましたね。
過ごしやすい気候の中開催された、10月のレッスンレポートです

今回はベテランの方と初めての方が参加してくださいました

まずは、前回の宿題。
シンプルな図案はときに油断につながる…。
というわけで、一枚完全に間違えてしまわれたようですが、そこはベテラン、臨機応変に失敗をカバー。
手持ちのローズウィンドウペーパーから代わりとなる色紙を選択。
色の並びを一部見直し、再度挑戦。
それがこちら。

《方丈庭園のローズウィンドウ》（中山真季コレクション）

紅葉した葉に一色、チャコールを使っています。黒っぽいペーパーですが、透かすと淡い影のような効果に。秋の深まった時期の葉の様子をとても自然に表現できていて、すてきです！

チャコールを葉に使うという発想は私にはありませんでした。既成概念に囚われていてはいけませんね、可能性は無限大です。とてもいい勉強になりました。

さて、初めての方は高齢の方で、自分にできるかどうか心配されていましたが、とてもテキパキと作業をこなされました。

聞けばご自身も教室をされていたようで、また、目新しい口座を見つけるとすぐに参加するという、とてもバイタリティあふれる方
ローズウィンドウ作りながら、いろいろな習い事の話を聞かせていただきました。
本当に尊敬します！！
そんな元気な生徒さんが作られたのがこちら。（右上）

《オクタグラムのモチーフ》（中山真季コレクション）

見本と同じ色合いですが、選んだのは元気なレモンを含んだビタミンカラー
元気な方は、選ぶ色も元気いっぱいです。

ベテランさんの今日の作品は、次回までの宿題です。
色で悩んでみえましたが、どんなキラキラが見られるか楽しみです。


次回のレッスンは、2020年11月19日（木）開催予定です。
みなさんのご参加をお待ちしてます
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タグ：覚王山 教室 ローズウィンドウ

【覚王山】おいしそうな色

9月も終わろうというというところですが、9月のレッスンレポートです！

今回は初めての方とベテランの方が参加してくださいました

前回の宿題の作品はバッチリできていました。
淡い色合いに対して、ワインが全体にアクセントをつけていて、色使いがとても素敵です！！
直線ラインも、とても丁寧にカットしてあって、シャープな印象があっていいですね。

《大天使メタトロンのイメージより》（中山真季コレクション）

さて、今回もモチーフを選んだら、いざ作業。
初めての方も、とても手際よく制作していました。


今回の完成作はこちら。

《オクタグラムのモチーフ》（中山真季コレクション）
淡いナスのような印象を受けたのは私だけでしょうか。
秋ナス、美味しいですものねぇ（好物）

ベテランさんの作品は、宿題となりました。
とっても秋らしい作品！来月が楽しみです。

次回のレッスンは、2020年10月15日（水）開催予定です。
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タグ：教室 覚王山 ローズウィンドウ

【覚王山】ローズウィンドウ入門

すっかり更新が遅れてしまいましたが、7月もレッスンやりました！

今回はローズウィンドウを見るのも初めて！という生徒さんでした。
ようこそ、ローズウィンドウの世界へ

冒頭、いろいろな作品をご覧いただいて、「オクタグラムのモチーフ」を選択。
早速、作業開始です！！

ローズウィンドウは大きく分けて４つの段階の作業を行います。
　①紙を折る
　②図案を写す
　③図案通りに切る
　④枠に貼り付ける
どれも集中力がいる作業ですが、皆さん不思議とスーッと集中モードに入ります。
そして、一つ一つの作業を丁寧にこなした分だけ、その先に美しい輝きを見せるローズウィンドウが完成します。

この完成した瞬間、ずーっと緊張していた気持ちが、ふわっと解消されるような感じがして、すっきりするんです。特に仕事に行き詰まっていたり、嫌なことがあったりなど、ストレスを抱えている時に取り組むと、不思議と気持ちが整います。

今回は私も一緒に作品を作って、手順を基礎から見直せて、シャキッとしました！

さて、今回の作品は《オクタグラムのモチーフ》（中山真季コレクション）
初めてとは思えないくらい手際の良さで完成されました！

色もバランスが良くて素敵です

次回のレッスンは、2020年8月20日（木）開催予定です。
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タグ：教室 ローズウィンドウ 覚王山

【覚王山】久々の教室は雨模様

緊急事態宣言が解除され、ようやく教室再開の運びとなりました。
なのに、すごい雨…。
梅雨ですから、仕方がない。

生徒さんとも久々の再会で、まずは自粛期間中に制作した作品披露から始めました。

《ストラスブール大聖堂の薔薇窓》（中山真季コレクション）
オレンジやオリーブ色などを使って、落ち着いた明るい印象の出来上がりとなりました。下のビビッドカラーを使った作品（《ストラスブール大聖堂の薔薇窓（2019）》（中山真季コレクション））と比べると、一目瞭然。

この作品、図案だけを見ると比較的簡単に切れそうに思えるのですが、折った紙の両端を残して切るのは実は結構難しかったりします。紙をしっかり折り込んでいないと、線の太さの差が際立ってしまうのです！紙を折るスキルを上げるのにはピッタリの図案です。

久しぶりの教室だったので、おしゃべりに花が咲いて、もろもろ写真を取り忘れる私。
とりあえず、今回のお題はこちら。

《大天使メタトロンのイメージより》（中山真季コレクション）
手毬風の和柄にも見えるこの作品。直線をいかに切るかが課題です。
次回が楽しみです！

次回のレッスンは、2020年7月16日（木）開催予定です。
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タグ：ローズウィンドウ 覚王山 教室

【覚王山】オリーブ色がお好き

3月19日はAtelier Rosace【アトリエ・ロザス】のローズウィンドウ教室＠覚王山でした☆
今回は、２名様にご参加いただきました。

新型コロナウイルスで、世間はすっかり自粛モード。
しかし、せっかくのうららか春の一日。
春柄のローズウィンドウを楽しみましょう！

まずは、前回の宿題。
《水辺に浮かぶ蓮のイメージより（2017）》（「中山真季コレクション」）を完成させてきていただきました。
見本はブルーを基調とした静かな印象でしたが、作ってきていただいた作品は、オレンジとワインが明るい印象を与えてくれる、生命力みなぎる作品となりました


今回は、色選びの傾向で気づいたことが。

常連の生徒さんはオリーブ色がお好き
そして、とても上手に活かしているということ。
そういえば、宿題の作品もオリーブ色を使ってました！

光を通さない段階では地味な印象ですが、光を通すと、レタス色よりも落ちついて、グリーン色ほどとがった感じがなく。
そして、確かに他の色とのなじみがいい！
なかなか使える色なのです…！！

今回の作品は、《チューリップガーデン》（薬師寺智子先生）と《ストラスブール大聖堂の薔薇窓》（中山真季コレクション）。後者は宿題となりましたが、チューリップは元気に花開きました


レッスン最後の作品鑑賞。
新作図案の鑑賞もしていただきました。
まだ実はちゃんと枠を貼っていなくて未完成だったのですが、同じ色の複数枚使いでこんなにも色に深みが出るところを見てほしくて


次回のレッスンは、2020年4月16日（木）開催予定です。
みなさんのご参加をお待ちしてます
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タグ：覚王山 教室 ローズウィンドウ

【覚王山】いかに色を選ぶのか。

2月20日はAtelier Rosace【アトリエ・ロザス】のローズウィンドウ教室＠覚王山でした☆
今回は、２名様にご参加いただきました。

名古屋は今年は全く雪が積もらず、あたたかい日が続いている…ということで、例年なら冬や雪を連想させるようなモチーフを選ぶところを、花や躍動感を連想させるようなモチーフをセレクト。

もうだいぶ作品作りに慣れてきて、少しずつ細かい図案や枚数の多い図案にチャレンジできるようになってきました。今回選ばれたのは、《ペガスス星座の神話より》と《水辺に浮かぶ蓮のイメージより（2017）》（いずれも「中山真季コレクション」）です。

作業が始まると、一気に集中…。
月に一度のこの集中が心地よかったりします


皆さんが集中している間に、先月の宿題

《万華鏡のデザインより》（中山真季コレクション）は、納得の色味となりました！
青＋ピンクの相性の良さと、ブルー系の濃淡がうまく浮かび上がっていますね。


《大浦天主堂の薔薇窓》（小野康子）は、見本と同じ色味でチャレンジしました。
図案が少〜しズレていますが、それがいい感じで陰影として現れています。
本当のステンドグラスの陰影のようで、いいですね！

今回のレッスンでは、《ペガスス星座の神話より》が完成しました。

今回はエメラルドグリーンを絶対に使いたいというところから色選びが始まりました。
まずはペーパーの色で組み合わせを選び、次に光を透過させて出る色を考える。
全体像の想像はなかなか難しいですが、今回は大成功。
ブルー系と相性のいいイエローを選んで、それぞれの重なりによって、複雑なブルーやグリーンを生み出せました。
とっても清々しい、さわやかな作品になりました
見本と角度を変えて飾るだけでも、雰囲気変わりますね。

次回のレッスンは、2020年3月19日（木）開催予定です。
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ローズウィンドウってなんだろう？という方、一度体験してみませんか？
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タグ：ローズウィンドウ 覚王山 教室